急に涙腺がゆるくなる
最近、急に涙腺がおかしくなりました。
ちょっといいCMを見たら泣き、家族の姿を見たら泣き、ドラマを1本完走した日には翌日目が開かなくなります。
もともと涙腺は弱い方なのですが、ここまでではありませんでした。
いったいどうしちゃったの私の感情…。
思い返せば、こういったことは初めてではありません。
なぜか泣けてくるという現象は今までにもあったので、その時と今に、なにか共通点があるはずなんです。
涙は、感情があふれた時に流れると聞いたことがあります。
自分の中に感情を溜めておくポットみたいなものがあって、そこから感情があふれて出た時、涙として放出されるのだと。
ということは、今私の中にあるポットは、溢れる直前まで感情でいっぱいだということになります。
原因を知るために、今自分が悩んでいることを考えてみました。
仕事、恋愛、友情、家族…。
悩んでいることはたくさんあるけれど、今に始まったことではありません。
いつでも心の奥底にあって、ふとした時に表面化する悩みばかり。
いつもは大人しくしてくれているのに、なんで今、こうして涙として姿を現そうとしているんでしょうか。
たくさん考えた結果、おそらく正体は”未来への不安”じゃないかなと。
未来のことはいくら考えてもわからないもの。
だからこそ悩むし、不安だし、怖いんです。
もうすぐ28歳。30歳、35歳と年を重ねた私はどうしているんだろうか。
今の彼と一緒にいるのか、仕事は続いているのか、子供はいるのか…。
考えても仕方がないからと、ポットの奥にぎゅっと押し込んでいたものが、少しずつ大きくなっているのだと気が付きました。
こういった不安は、きっと何があっても消えるものではありません。
だって、保証なんて何もないから。
でも、今行動することで、少し不安を和らげることはできると思うんです。
この不安の大きさは、自分が今いる場所にとどまっていることへの不安。
ステップアップできていないことへの不安が大部分を占めている気がします。
まずは一歩。
将来に繋がるであろう一歩を踏み出すために、文章をたくさん書いていこう。
いつかエッセイストとして胸を張れるよう、文章を綴ります。
それで不安が取り除けるわけではないけれど、こうして不安を文字にするだけで、少し楽になった気がするから。
今日も明日も、小さな一歩を重ねて、未来を描いていければいいな。