彼氏くんと暮らす系女子(28)|年下彼氏との同棲記録

2個下の年下彼氏くんと同棲中。同棲のゴールってなんだろうを探るの会。

買い物の極意とは

少し前まで、服を買うことに対してここまで真剣に考えたことはありませんでした。

ある時から、買い物のスタイルが180度変わったんです。

 

服を好き嫌いだけで買っていた頃は、クローゼットの中がごちゃごちゃ。

それは、私が雑食だからかもしれません。

コンサバも、カジュアルも、フェミニンも好きで、とにかくときめいたものを買っていました。

それはそれで楽しかったし、ときめいた服に袖を通すときはすごくワクワクしていました。

でも、そうすることによって、ちぐはぐな組み合わせばかり生まれるんです。

”自分”が定まっていないことで、クローゼットの中も中途半端でした。

 

その危機に気づいたのは、恥ずかしながらここ最近。

クローゼットを開ければ服はたくさんあるのに、着るものがないんです。

合わせづらい、今日の気分じゃない、組み合わせがなんかダサい…。

 

その問題を解決するために考えたのが、「自分は人にどう見られたいのか」ということ。

まずは自分のイメージを知るために、身近な人に私の印象を聞きました。

その意見に対して、自分がどう思うかを知りたかったからです。

例えば、「女の子らしい印象がある」と言われたとき、自分はどういう感情を抱くか。

プラスに捉えることもできますが、私は少し違和感を覚えました。

そのことから、私はもっと「さばさばしていて話しかけやすい人」でいたいんだ、ということがわかったんです。

そうやって自分のなりたいイメージを少しずつ膨らませていくことで、そのイメージに合ったファッションを選んでいくようになりました。

特に意見を聞いたのは母。

1番身近に私を見ているし、なんの気を遣うこともなく意見を言ってくれます。

あまりにグサグサと言葉を突き刺してくるので、心が折れた時期もありましたが…(笑)。

 

とはいえ、そんな理想的な買い物が完璧にできているわけではありません。

恋愛主義な私は、彼の好みに合わせがち。

もちろん最終的に選ぶのは私なので、自分の意思で買い物をしていることに変わりはないのですが、少なからず彼の好みを考えながら買い物をします。

今の彼は、カジュアル好きなので、買い物に出掛けるとカジュアルファッションが目に付きます。

なりたい自分の中に、「彼にかわいいと言ってもらえる自分」という項目を追加したといったところでしょうか。

恋愛にはいつも振り回されっぱなしです。

 

と、ここまで書いておいてなんですが、私は買い物が苦手です。

買い物の極意が少しわかった気がしたのに、それでも何を着ていいかわからない。

さんざん試着して買ったのに一度も着ないまま捨てる服だってあるし、自分のイメージとは合わないような楽なワンピースを手に取ってしまうこともあります。

要するに、えらそうなことは全く言えないんです。

 

それでも私は、今日も買い物に出かけました。

限定色のリップを買いに行くだけ…と言いつつ、ファッションビルをくまなく徘徊。

秋服が欲しいのだけれど、自分の秋のテーマが定まらず、ふらふらするだけで帰宅です。

なりたいイメージが定まってきたとはいえ、まだまだ輪郭が曖昧なようですね。

これからも自己分析や他者からの意見を聞きながら、買い物迷子を続けていこうと思います。