ファッションは自信が命?
自分のファッションセンスに自信はありますか?
そう聞かれたら、私は「NO」と答えます。
ファッションは大好きだし、ショッピングも大好き。
でも、自分のセンスに自信はなく、いつも少しおどおどしながら袖を通しているところがあるんです。
買い物も、友達や彼氏と行くのが苦手。
自分が可愛いと思ったものに対しての、人の反応を見るのが怖いんです。
その点、自分一人で行けば、話すのは何でも「似合いますよ」と言ってくれる店員のみ。
心配する必要がないので、一人で買い物に行くことがほとんどです。
ちょっと奇抜な恰好をするのも苦手。
自分ではかわいいと思っていても、他の人から見たらすごくダサいのかも…と思うと、途端に帰りたくなってしまいます。
でも、ふと思ったんです。
おしゃれかそうじゃないかの基準って、どこにあるのかなって。
例えばパリコレ。
正直私には、「誰が着るの……?」と思うような奇抜なファッションばかりに見えます。
でも、それがおしゃれだと感じてしまうのは”自信”があるからだと思うんです。
デザイナーさんが自信を持って世に出したファッションアイテムを、モデルさんが着用し、堂々と歩く。
だからこそおしゃれに見えるのではないでしょうか。
もう少し身近なところで考えてみると、街中で「奇抜だな~」と感じてしまうほどおしゃれな人をたまに見かけますが、「ダサい」と思うことはほとんどありません。
なぜなら、そういう人には”自信”が満ち溢れているから。
「私のファッションセンス、素敵でしょ」と言わんばかりの表情や歩き方をしているから、おしゃれな人だと認識されるんだと思うんです。
私のように、「私の今日の恰好変かも…」と自信なさげにしていると、周囲からもその評価になってしまう気がするんです。
とはいえ、急に自分の意識を変えることは難しいもの。
自信を持つぞ!と意気込んでいても、結局無難な方へ手を伸ばしてしまいがちです。
それでも少しずつ進歩はしていて。
今までは帽子をかぶるのも恥ずかしかったのですが(わかる人います?)、最近はそういった小物を楽しめるようになりました。
少しずつ、少しずつ前進して、いつしか自信に満ち溢れたクローゼットを作れたらいいな。