同棲中も恋は盲目
恋は盲目とはよく言ったもの。
恋をしている間は、相手のことが輝いて見えて、どんな嫌なことも許せてしまいます。
ちょっと嫌なところがあったとしても、「でも優しいし・・・」「でも私のこと考えてくれてるし・・・」と都合よく見ようとするものです。
”客観的視線”を完全に失い、恋という名のフィルターを通してしか彼のことを見れなくなるんですよね。
昨日、私もその節を感じた出来事がありまして・・・。
彼のちょっとした行動に悩んでいて、夜中にちょっぴり泣いてしまったんです。
隣で寝ていた彼はそれに気づき、うっすらと目を開けて「何で泣いてるの?」と。
まだ心の中で整理がついておらず、彼に言う段階ではなかったことと、夜中のテンションで泣いてしまったことが引っかかり、「何でもない」と濁しました。
それでも彼は気になっているようで、「どうしたの?言ってよ」と眠たげな声で言うのですが、次の瞬間に聞こえてきたのはいびき。
冷静に考えて、彼女が隣で泣いているのに(しかもこんなこと初めて!)、いびきかきながらぐっすり寝る彼氏がいますかね・・・?
と、ムカついてもいいポイントだと感じたのですが、その姿を見て思わず笑ってしまいました。
あろうことか、(かわいい・・・)と思ってしまったんです。おいおい。
そんな姿も愛おしくて、悩みなんかどうでもよくなって、彼にくっついて眠りにつきました。
これ、盲目ポイント100くらいあげてもいい案件じゃないですかね・・・?
毎日一緒にいても、長い時間を過ごしていても、恋している間はいつまでも盲目なようです。やれやれ。