過去の恋愛はすべて無駄にならない
大好きなアーティストである ”ポルカドットスティングレイ” さんの ”トゲめくスピカ” という曲を聞いていて、思うところがあったので投稿させてください。
ボーカルである雫さんが歌詞を書いているのですが、この雫さんがほんと天才。
いつもセンス爆発な歌詞を届けてくれるのですが、今回もすごく秀逸で。
切なくて、強くて、共感できて、冷たくて・・・。
歌詞を引用したいのですが、許可取りしてないので私の主観で概要を記載させていただきます。
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彼女との関係がうまくいっていないことを薄々実感する日々。
それは気のせいなんだってごまかすんだけど、彼女のちょっとした行動から、自分との距離を置き始めていることにどうしても気づいてしまう。
僕はまだこんなに好きなのに、君は何を考えているの・・・。
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といった感じです。あくまでも主観が入っているので、気になる方はぜひ歌詞を見ながら聞いてみて欲しいです。
めちゃくちゃいい曲です。
ポルカドットスティングレイ トゲめくスピカ 歌詞 - 歌ネット
初めてこの曲を聞いたとき、ある経験を思い出して涙が止まりませんでした。
それは大学生の頃にお付き合いしていた彼のこと。
当時は彼のことを絶対的存在だと思っていたし、盲目的に好意を寄せていました。
彼の異変に気付いたのは1年弱たった頃。
私の「好きだよ」という言葉への返答が、「俺も」から「ありがとう」に変わっていたんです。
その後は遊んでいてもどこか寂し気で、心ここにあらず。
連絡も間隔が空くようになり、びくびくしていた頃に別れを告げられました。
彼の気持ちが少しずつ離れていくのがわかっていたのに、「大丈夫、気のせいだ」と目をつぶっていた日々。
そして、訪れた最後。
あの時の感情は何年も経った今でも忘れられません。
本当に怖かった。
人の気持ちが離れていくことが、こんなに怖いと思いませんでした。
当時はすごく辛かったけど、今ではあの経験があって本当に良かったと思っています。
あの頃の経験が、今の私の恋愛を支えてくれている。
あの頃の経験がなければ、私は今でも彼氏くんを盲目的に愛していたかもしれません。
相手の気持ちをうかがうことなく、もしくは見ないふりして、自分だけの恋愛を押し進めていたと思います。
思い返せばいろんな恋愛を経験してきましたが、そのどれもが経験すべきものでした。
無駄なものなんてないし、今の彼氏くんとの関係があるのは、今までの恋愛経験のおかげです。
彼氏くんも同じこと。彼氏くんが今までたくさんの恋愛を経験してきてくれたからこそ、今こうして私を大事にしてくれているんですよね。
そう思えば、元カノに感謝って感じなんでしょうけど、そうはいかないのが女の性なんですかね(笑)。
どうしても元カノには嫉妬心を燃やし続けてしまいそうです。
ちょっとおセンチな気分になった週初めでした。
人生ってほんとおもしろいなあ。