彼氏くんと暮らす系女子(28)|年下彼氏との同棲記録

2個下の年下彼氏くんと同棲中。同棲のゴールってなんだろうを探るの会。

過去の恋愛はすべて無駄にならない

大好きなアーティストである ”ポルカドットスティングレイ” さんの ”トゲめくスピカ” という曲を聞いていて、思うところがあったので投稿させてください。

 

ボーカルである雫さんが歌詞を書いているのですが、この雫さんがほんと天才。

いつもセンス爆発な歌詞を届けてくれるのですが、今回もすごく秀逸で。

切なくて、強くて、共感できて、冷たくて・・・。

歌詞を引用したいのですが、許可取りしてないので私の主観で概要を記載させていただきます。

 

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彼女との関係がうまくいっていないことを薄々実感する日々。

それは気のせいなんだってごまかすんだけど、彼女のちょっとした行動から、自分との距離を置き始めていることにどうしても気づいてしまう。

僕はまだこんなに好きなのに、君は何を考えているの・・・。

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といった感じです。あくまでも主観が入っているので、気になる方はぜひ歌詞を見ながら聞いてみて欲しいです。

めちゃくちゃいい曲です。

 

ポルカドットスティングレイ トゲめくスピカ 歌詞 - 歌ネット

 

初めてこの曲を聞いたとき、ある経験を思い出して涙が止まりませんでした。

それは大学生の頃にお付き合いしていた彼のこと。

当時は彼のことを絶対的存在だと思っていたし、盲目的に好意を寄せていました。

彼の異変に気付いたのは1年弱たった頃。

私の「好きだよ」という言葉への返答が、「俺も」から「ありがとう」に変わっていたんです。

その後は遊んでいてもどこか寂し気で、心ここにあらず。

連絡も間隔が空くようになり、びくびくしていた頃に別れを告げられました。

 

彼の気持ちが少しずつ離れていくのがわかっていたのに、「大丈夫、気のせいだ」と目をつぶっていた日々。

そして、訪れた最後。

あの時の感情は何年も経った今でも忘れられません。

本当に怖かった。

人の気持ちが離れていくことが、こんなに怖いと思いませんでした。

 

当時はすごく辛かったけど、今ではあの経験があって本当に良かったと思っています。

あの頃の経験が、今の私の恋愛を支えてくれている。

あの頃の経験がなければ、私は今でも彼氏くんを盲目的に愛していたかもしれません。

相手の気持ちをうかがうことなく、もしくは見ないふりして、自分だけの恋愛を押し進めていたと思います。

 

思い返せばいろんな恋愛を経験してきましたが、そのどれもが経験すべきものでした。

無駄なものなんてないし、今の彼氏くんとの関係があるのは、今までの恋愛経験のおかげです。

彼氏くんも同じこと。彼氏くんが今までたくさんの恋愛を経験してきてくれたからこそ、今こうして私を大事にしてくれているんですよね。

そう思えば、元カノに感謝って感じなんでしょうけど、そうはいかないのが女の性なんですかね(笑)。

どうしても元カノには嫉妬心を燃やし続けてしまいそうです。

 

ちょっとおセンチな気分になった週初めでした。

人生ってほんとおもしろいなあ。