彼氏くんと暮らす系女子(28)|年下彼氏との同棲記録

2個下の年下彼氏くんと同棲中。同棲のゴールってなんだろうを探るの会。

人は自分のことしかわかんないんだよ

彼氏くんとの生活は、大きな喧嘩もなく、平和に過ぎています。

ただ、ちょっとした言い合いやイラッとすることはあって。

そういう時にしみじみ思うのが、人ってわからないもんだなということ。

 

恋人でも、一緒に暮らしていても、結局他人は他人。

その人の本当の部分は、本人にしかわからないと思うんです。

 

いくら性格を把握していても、そのときの心情まではわかりません。

すごく優しい人でも、仕事で疲れていれば理不尽に怒るかもしれない。

体調が悪くて、彼女に当たってしまうかもしれない。

私にわかるのは表面に出ている部分だけ。

言葉や、表情や、仕草で読み取るしかありません。

きっと親密になればなるほど、読み取り能力の正確性は上がっていくんだろうけど、100%になることはないんです。

 

だからといって、突き放したいわけじゃありません。

わからないなりの付き合い方を考えていかなければならないなと、しみじみ思うんです。

 

私にできることは、彼氏くんのことを知ること。

なるべく多くのことを知って、理解しようとすること。

そして、何事も自分目線に頼らないこと。

「私ならこうする」「私はこう思う」という価値観で話しても、他の人に通じるわけがないから。

 

ケンカしたり、言い合いになったりしたときは、いったん落ち着いてから、彼氏くんの目線で考えてみることを心がけています。

「もしかしたら疲れていたのかも」「男の人はこういうの嫌だって聞いたことあるかも」と。

 

そして、違いを認識するよう努めます。

私と彼氏くんは違う。

私の物差しではかれないこともある。

違いが知れて良かったと思えれば、その時点で言い合いやケンカにも意味がある気がするから。

 

人のことはわからない。

たとえそれが恋人であっても。

でも、ずっと一緒にいたいと思える相手のことは、できる限り理解したい。

だからこそ、言い合いをしてまでお互いを知って、相手の立場に近づこうとするんじゃないかなと、しみじみ思うのでした。