言い合いと話し合いは大違い
一緒に生活をしていると、どうしても考え方の違いなどで衝突をしてしまうことがあります。
そりゃそうだ、赤の他人同士だもん。
生きてきた環境も、大事にしていることも同じであるはずがありません。
考えを主張せず、すべてを受け入れてしまえば衝突は起こりませんが、大抵の人間はそんな修行僧みたいなこと耐えられません。
もちろん私も彼氏くんも、その1人。
自分と違う考え方に反発することはあります。
そうした時に私たちが気をつけていることを、1つご紹介してみようと思います。
それは「言い合い」ではなく「話し合い」をするということ。
自分の考えを一方的に押し付けるのは「言い合い」で、お互いの話を聞き合うのが「話し合い」。
「言う」という行為は1人でもできますが、「話す」という行為は相手がいないとできないこと。
相手のことを考えなければ、話し合いの場は生まれません。
自分の考えをわかってほしい、と思う気持ちはわかります。
でも、それは相手も同じこと。
お互いに"わかってほしい!"という感情だけぶつけていては、交わることはありません。
「話し合い」でのメインは、聞くこと。
相手の言い分を聞いて、咀嚼して、自分の考えと照らし合わせる。
考え方が違う場合は、どちらかが譲歩するか、折衷案を考える他ありません。
その解決策は、「言い合い」では生まれないものです。
「言い合い」には、終わりがありません。
あるとしたら、残るのはお互いにとってマイナスな感情。
わかってもらえなかった、相手が悪い、嫌いな部分が増えた…といったマイナスな感情を残すことがほとんどです。
カッとして自分のことばかりぶつけてしまうこともありますが、何度も話し合いを続けていると、自然と相手の気持ちが気になってくるんです。
何を考えているんだろう、どういう気持ちの発言なんだろう、と気になってくると、相手の話を聞く姿勢になり、「話し合い」の体勢が自然とできてきます。
私も彼氏くんも完璧な人間ではないので、何度も失敗を繰り返しながら、2人の関係性を作ってきました。
それはこれからも続くこと。
何か問題が起きるたびに、話し合って、お互いのことを知ることで進んでいけたらいいなと思います。