同棲から別れに発展する理由
私は同棲を2回経験しています。
元彼との同棲生活については、以前書いているのでこちらも見ていただけると。
元彼との同棲生活は、それなりに幸せだったし、楽しかった。
じゃあ何で別れたんだっけ…と考えていると、いつも同じ結論に至るんです。
その理由の1つについて、少し触れたいと思います。
元彼とは、大学生からのお付き合い。
2年付き合ってから同棲したので、わりと相手のことを知った上で、一歩踏み出しました。
彼のことはよく知っていると思っていたし、彼も私のことはわかってくれているはず。
その思い込みが、別れに繋がる原因の1つだったんだと思います。
元彼との生活は、いつしか減点方式になっていました。
同棲前のカップルって、どれだけ一緒にいたとしても、少しの余裕を持ち合わせていると思うんです。
機嫌が悪い日も、恋人の隣にいる時だけ素敵な自分でいられればいい。
その場を取り繕うことはいくらでもできます。
でも、生活となるとそうはいかない。
一緒に暮らしていれば、機嫌の悪い日も、体調が悪い日も、基本的にはそのありのままをさらけ出す時がきます。
元彼との生活には、その覚悟がなかった。
彼の嫌な部分を見て、受け入れる覚悟がないまま、どんどん減点してしまっていたんです。
きっと彼も同じでした。
そうして2年間、お互いを減点し続け、別れという道を選択することに。
減点方式って、なかなか自分じゃ気づけないんです。
気づいたときには手遅れなことが多い。
自分の中で、恋人の存在がすごく小さくなってしまっているんです。
その経験があったからこそ、今の同棲生活では、彼氏くんを減点しないよう気を付けています。
意識していると、減点しちゃいそうなタイミングってたくさんあるんですよ。
掃除してくれないとか、酔っぱらって帰るのが多いとか、いろいろと。
でも、それって自分の受け取り方を変えれば、減点するほどのことじゃないんですよね。
掃除してくれないのは、ただ”汚い”と思う基準が私と違うだけ。
彼氏くんが自分で汚いな~と思う頃には、私は我慢の限界を迎えていたりするんです。
だったら、私が汚いなと思ったタイミングで彼氏くんに掃除を頼めばいい。
言えばやってくれるので、なんの問題もありません。
酔っぱらって帰ってくることが多いのだって、私のスタンスを変えればいいだけのこと。
寂しいとか、うるさいとか思ってしまうことが減点原因になりかねないので、その考えを変えるんです。
彼氏くんが飲み会の日は、自分1人で楽しめることをいっぱい詰め込むようにしています。
ヒトカラとか、雑誌を買って帰るとか、映画を観るとか。
そういう予定があると、彼氏くんが飲み会で遅くなってもまったく寂しくありません。
うるさいのだって、一言「そろそろ寝るから静かに帰ってきてね」とLINEするだけで、そろりそろりと帰ってきてくれます。
大体の場合、「何で私が注意しなきゃやってくれないの!?」って思っちゃうんですよね。
何でも言う前に気づいてほしいって。でも、そういう感情ってすごく伝わりづらいものなんです。
言えば済むことは、何でも言う。それで多くのストレスから解消されます。
元彼と別れた理由はこれだけではありませんが、ふと思い出したので記録してみました。
すごく辛い思い出ではありますが、思い出したくないわけではないし、そのことがあったからこそ今彼氏くんとうまくいっているので。
また思い出したときに、教訓として書いてみようかなと思います。